バックヤード・Backyard
富山県中央植物園スタッフの奮闘をお伝えます。
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植物園を支える方々
植物園はスタッフ以外に多くの方々のお力添えによって支えられております。


掃除_convert_20120329195613 毎朝開園前の水やり、お掃除をして下さるシルバー人材センターの方々、シルバーとはいえ、まだまだ、若いもんには負けないほど、積極的に植物管理に携わっております。



灌水_convert_20120329195508










電脳ボランティア_convert_20120329195537強い味方!、植物園電脳ボランティア、ガテン系のガッシリとした体格と迫力あるおヒゲからは想像もできないほど、コンピュターなどに造詣が深く、とても親切に優しく、丁寧に、いろいろ、助言を頂ける方です。4月1日から始まる植物園パスポート導入には、多くの技術的アドバイスをいただきました。その他、植物園ボランティアは園内ガイド、イベントのアシスタンス、バックヤードの管理などに協力していただいています。感謝、感謝です。機会を見てボランティアの活躍ぶりを紹介したいと思います。
 年度末で、異動や新たな門出に、植物園を去っていく方々、皆様が植物園に居た証拠は、植物の生長に刻まれています。残った我々は、皆様の意志を引き継ぎ、来園するお客様が喜ぶ植物園を作っていきます。長い人も、短かった人も、期間に違いはあれど、ありがとうございます。いざ、さらば・・・・


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今週の休園日
はぃ、今週の休園日はどうだったんでしょうか?今日もいろいろありました。

オオオナモミ採集_convert_20120329195207さて、植物園近くの空き地で、なにやら、拾い集めています。だだっ広い、空き地で、もくもくと作業。車で通りかかる人達は、なにやっているんだろうと、好奇な目線で通り過ぎていきます。たまに何しているんですかぁ????。と聞く人もいれば、いつの間にか通報されたりして、お巡りさんから職務質問など、数知れず、ちゃんと許可など取っているし、違法でもないのに・・・・・・。まぁ、いい大人が空き地で、行ったり来たり、地面から何か拾ったり、変な機械で測定し始めたりしたら、こりゃ間違いなく怪しい。いまでは、そんなも慣れっこです。拾い集めていたのは「オオオナモミの果実」でした。 オオオナモミ_convert_20120329195317 いわゆる「ひっつき虫」というやつです。草むらに入ると、いつの間にかズボンなどに、信じられないくらいにひっついてくる奴です。小学生対象としたイベントで「ひっつき虫ダーツ」をするために集めているのです。ただの遊びではありません。やはり植物園ですので、「多様な種子散布」についての講義の材料として採集しているのです。植物は移動することができません。分布を広げるには種子をさまざま方法によっオオオナモミ採集2_convert_20120329195242 て広げる手段をとります。タンポポは風、ヤシの実は海流、ホウセンカは機械的に弾け、おいしそうな木の実は動物に食べられ、種子はうんことして、別の場所へ、オオオナモミは動物の体にひっついて運ばれます。それらの材料を集め、遊び(ひっつき虫ダーツ)をとおして子供たちに植物のしたたかな繁殖戦略を伝えるための怪しい行動です
ワシントンヤシモドキの雪囲い
展示温室前には、2本のワシントンヤシモドキがあり、それぞれ高さ20mに達します。
P3271974_convert_20120327205542.jpg 冬、ワシントヤシモドキの葉はシートで束ねられ、まるでスカイツリーみたいな感じとなっています。さぁ、今日は、ワシトンヤシモドキの雪囲いが外されます。こんな高所の雪囲いをどうやっては外すのか?
P3271973_convert_20120327205515.jpgここで造園業者さんの秘密兵器「高所作業車」の登場です。エンジンのうなりとともに油圧ブームがどんどん伸びていきます。
あっという間にワシトンヤシモドキの先っぽに到着、あとは手際よく、シート縛ってある縄を切れば・・・・・・、
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ばっさぁと!葉が広がりました。 久々に日の光を浴び、と春の風に吹かれて、気持ちよかろう。冬の間、葉を寄せ合い、寒さに耐えて、さぞ窮屈であったろうに
女子スタッフの活躍
P3041721_convert_20120326195917.jpg 熱帯雨林室前のラフレシアです。ラフレシアは熱帯地域の東南アジアに分布し、ブドウ科植物に寄生する植物です。外国の寄生植物は植物防疫上、日本国内で栽培することはできません。しかし富山県中央植物園では見ることができます。なぜだぁ?・・・、実はこれは精巧に作られたレプリカです。それも、それも、なんと職員手作りなんです。ラフレシアに関する文献をあさり、忠実に再現されております。凄いのは内部のおしべ、めしべなども本物そっくりとなっているとこです。材料は、要らなくなったプラスッチックの鉢と金網、紙粘土、それと着色用の絵の具です。材料費は2,000円もかかったでしょうか? 業者に頼めば、うん十万の値段で、満足いくものができるのかは不確か、こんな花弁じゃないし、色も違う・・なんでおしべの形と位置が・・・とほほ・・とかなったりするんです。やはり見識がある人が作ると、仕上がりのクオリティが違います。忠実に再現されています。

武市_convert_20120326200040作成は、実習室で、紙粘土をぺたぺた、こねこね、発砲スチロールをガシガシ削って、イメージ通りに仕上げていきます。とにかく、本物と位置違わない状態に、そして形態的特徴は妥協せず忠実に再現していきます。これは、才能がなければできない技です


P3041723_convert_20120326203906.jpg ついでに、熱帯果樹室前には、沖縄のシーサーを作っていいただきました。これも、割れた植木鉢と紙粘土+漆喰+麻縄の切れ端を混ぜて、あっという間に完成です。さすが・・・、今は熱帯雨林室に「仏教と関係がある植物」のための仏像作成中でしょうか・・・、近くその意味がわかります。それは植物園に来て、確かめてください。他、いろいろな作品があります。天井画にしろ、足を運べば、いろいろ面白い作品がご覧になれます。ここは植物園ですが、美術館的な要素もあるようです
木曜日は休園日
毎週木曜日は休園日です。植物園は誰もいないのかなぁ?と思うでしょう。 いやいや、 休園日は、植物や園内の施設など点検したり、メンテナンスをする日なので、とっても忙しい日なんです。では先週の木曜日の園内の様子をお伝えします。
 ラン温室の改装の模様です。
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ラン温室では年中美しいランの花がご覧になれます。平成6年に建てられて、もはや18年も経ちました

 施工前写真1_convert_20120324165935 

園路と植栽エリアは丸太で仕切られています。 

 施工前写真2_convert_20120324170009
 丸太が腐って、ボロボロになってしまいました。崩れたりしてお客さんに迷惑を掛けることになりかねない・・・といこうこで、改装が始りました。

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まずは、腐った丸太を撤去します。スコップとツルハシで人力で少しずつ取り除きます。

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新たな園路は腐らない石で囲います。専門業者がやってきて、石を「かわいいトラック」で運んでいました。ほぉ・・・こんな便利なものがあるのか、まぁ、まず人では持ち上がらない石です。こういう機械がないと駄目なんでしょうね。さすがプロフェッショナルです。

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きれいになりました。後は、少しずつ植物を植えて、熱帯のランが生育する雰囲気と環境作りです。植物が落ち着くまで、3ヶ月はかかるでしょう。石で囲まれた園路沿いはランとベゴニアを中心に配置されます

3月も末になり、雪囲いの取り外しが始りました。窮屈に覆われ、縛られていた枝が解放され、背伸びをしているかのように感じます。
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3月末とはいえ、まだ寒い日があり、雪まで降る日もありますが、園内の植物には少しずつ変化が見られます。確実に春は近づいています。
植物園女子スタッフの芸術
航空写真
サンライトホールとは、航空写真の下の方にあるピラミッド型の屋根を持つホールです。そこでは展示会やコンサートなどが行われます。サンライトホールという名です。太陽の光は「バンバン」入ってきます。植物画や写真展などの展示時は、展示物が傷まないように遮光白い遮光シートが天井部に張られています。ただの白いシートはつまらない、「大きなキャンバスとして活用しましょう!」からこの天井画が始りました。
天井画
この天井画は女子スタッフによって製作されております。
バックヤードでは「その製作奮闘」を第一発目に紹介します。
現在描かれているのは、春間近ということで「サクラ」をテーマにしたものです。季節ごとに絵は変わっていきます。 実はこれ、直接ペイントしているわけでなく、各パーツを作成し、それをシートの間に挟んであるのです。
 
 その手順
 ①毎回、ラフスケッチでデザインを起こし、パーツを決めます。
 ②パーツを切りだし、ペイントしていきます。イメージ通りにしなきゃダメ!ダメ!妥協は許されません(厳しいぃ・・・
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 ③サンライトホールの床に並べ、位置を決めます。行ったり来たり、あぁでもない、こうでもないと納得いく配置になるまで繰り返されます。今日中にできるのか?と心配になります。
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 ④パーツを挟んできます。これが中腰でかなりきつい作業です。何度もシートを上げ下げして位置を確認し、バランスを整え、「あのパーツが気に食わん」となれば「お払い箱」です。作った人は凹むだろうなぁ・・・その位に妥協は許されません。 
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やっとできた時は、「おぉ・・・さすがだぜ!」と思います。是非天井画を見に来て下さい。

バックヤードとは?
 富山県中央植物園には、国内・国外の植物が合わせて5000種類以上も見ることができます。それらを健全に維持し、花や実をつけされるには、日頃からスタッフの「失敗もあり」、「成功もあり」、「笑っちゃうこともあり」とにかく、来園されるお客さんにどうやって感動を提供するか、奮闘しております
 年間行われるイベントでは、参加者達が満足して頂けるように、展示や解説に知恵を絞って、分かりやすく、面白いものをと・・・考えております。
 それらを、このブログで紹介したいと思います。
航空写真

富山県中央植物園の全景(表示写真は小さいですが、クリックして拡大)!。 面積は42ヘクタール(東京ドーム何個分かと聞かれても、わかりません。東京ドームに行ったことがないので、どれくらいのサイズかすらわからないので・・・・、行ってみようかなと思います。意外と小さかったりして・・・)。 上の大きな川は神通川【勝手に神が通る川と解釈しております】で、対岸は富山空港です。富山県中央植物園は、神通川の西岸で、そして富山空港を目指していけば、たどりつくはず・・・!是非足を運んでください。



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