バックヤード・Backyard
富山県中央植物園スタッフの奮闘をお伝えます。
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クリスマスフェアの準備
 しばらく、ブログさぼってました・・・・。実は8、9、10、11月と研修生の受け入れ最盛期で、ブログまでに手が回らず、気が付くと、ずいぶん空白の期間ができてしましました。植物園には、「中学生14歳の挑戦が4校」で受入れ、それぞれ5日間で約1ヶ月は「14歳の挑戦」、「教員研修」は3日間、大学生の博物館実習は8日間、職場体験研究などは5日間の3名です。先週最後の研修が終了し、気になっていたブログに着手することができます

 さて、植物園では12月7(金)・8(土)・9(日)日に「花と緑のクリスマスフェア」を行います。くわしくは「トップページ」をご覧ください。
リース作り_convert_20121118090110
人気のクリスマスリース作り、いつも満員になります

リース_convert_20121118090131
飾り付けられた「クリスマスリース」ドライフラワー、木の実などのアイテムは植物園で作られています。

 そのイベントの一つとして「クリスマスリース作り」が企画さています。富山では11月に入り、毎日雨、雨、雨・・・先日は、夜空を切り裂くカミナリが1晩中大暴れでした。そのなか、貴重な晴れ間にリースのベースとなるフジ、ノブドウ、クズなどのツルを採集にいってきました
雑木林_convert_20121118084430
 雑木林です。周囲の木々は紅葉し、落葉しきった樹木をみられます。久々青空!気持ちいいです

採集1_convert_20121118084313
 まずは、取りやすい、林道脇のツルからゲットしていきます。根ぎわを挟みで切って引っ張りだします。

綱引き_convert_20121118084246
複雑に絡み合い、他の樹木の枝や幹に絡みついたものになると、「樹木」VS「人」の綱引きになります。引っ張ると樹木も負けじと枝や幹をしならせて、引っ張り返してきます。少しでも油断すると、「斜面を転がる」ことになります。3人で勝負してもダメな場合は、「負けを認め、あきらめる」か、「強硬手段」に打って出ます。
採集2_convert_20121118084336
木に登り、絡みついたツルを少しずつ外していきます。それで「せーぇの!」と引っ張ると、いとも簡単にツルをゲットすることができます。「最初から木に登り、つるを外せばいいのでは?」と思うでしょうが、登るには、腕力がすごく必要で、腕の力だけで体を浮き上がらせることができないと、まず無理!「垂直懸垂」を10回連続でやるぐらいの体力を消耗しますので、最後の手段です。
 植物園の業務では「体力」と「知力?」が必要です
トラック_convert_20121118084145
 午前中頑張って、ヘロヘロ!なんとかトラック1杯分を集めました。午後は、このツルを整理し、丸めてベースをつくりました。約200個のベースができました。300個必要なので、再度、ツル集めをしなければならないようです。あぁ疲れました

巻き付き_convert_20121118084217
 つる植物は、自分で体を支えず、他の樹木などに巻きついたり、寄り掛かったりして高いところへ茎を伸ばす植物です。
 植物は光合成によって栄養をつくりだして生きています。林の中では、光が最も当たる林冠(林の一番上)に葉を広げた方が有利です。背の低い樹木や草は上の層を通り抜けた光に頼って生きています。また少ない光でも生活できるように生理学的な仕組みを持っています。できるだけたくさんの光を受けるためには、体を支えるための組織に、作られる栄養分などを多くを投資しなkればななりません。時間が掛ります。
 そこで、つる植物では、もともと生えている背の高い植物に寄り掛かって、体を支えるための組織作りに対する投資を省くことができますので、生長は早く一気に、林の一番上まで達して、光を得ます。ちゃっかりしていますね

とんぐり_convert_20121118084117
 コナラの実(ドングリ)から根が出ていました。コナラは発根が秋で、芽が出てくるのは来年の春です。冬の間はじっと根だけ出して耐えます。コナラはつる植物でないので、少しずつ、自分の力で体を支え、生きるために光を求めて生長していきます。あなたは「つる植物型」それとも「コナラ型」のどちらかな

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